Last updated:Tuesday, 04-Sep-2007 23:18:41 JST

プロフィール

1969年8月7日　チェリストの父、ヴァイオリニストの母より、ウズベキスタンの首都タシケントにて生まれる　
3歳より音楽家の両親と共に音楽を開始
6歳より、(タシケント音楽院で?)タマーラ・ポポーヴィチ女史に師事
1977年5月 7歳にモーツアルトのピアノコンチェルト（ピアノと管弦楽のためのロンドニ長調 K.382）にてデビュー。9歳時に、ベートーベンピアノ協奏曲第1番を演奏。
1986年　タシケントからモスクワに移動
モスクワ中央音楽学校、モスクワ音楽院でレフ・ナウモフに師事
1986年4月20日モスクワのホロヴィッツコンサートにて、Dace Abeleと知り合う　
1986年　第8回チャイコフスキーコンクール参加。二次予選後、右手小指の怪我のため辞退
1989年　第8回ヴァン・クライバーンコンクール優勝
1989年6月21日Johnny CarsonのTonight Show(NBC)に出演。(その後1990年4月25日も出演)
1989年9月9日ワルシャワの国立フィルハーモニーホールで、ポーランド初のリサイタルを開く
1990年5月3日カーネギーホールリサイタル。
モーツアルトピアノソナタ第10番、ベートーベン熱情、スクリャービンピアノソナタ第5番、プロコフィエフピアノソナタ第7番、リストメフィストワルツを演奏。（アンコールにショパンのワルツ1番、ラフマニノフ練習曲op.39-5）
1991年2月　初の来日公演
1991年9月　テキサス州フォート・ワースに移動　
1991年10月31日　タラント郡裁判所(Tarrant County Courthouse)でDace Abeleと結婚式をあげる
1995年　第13回ショパン・コンクール最高位(一位なしの二位)
1998年　第11回チャイコフスキーコンクール特別賞受賞
2001年2月　硬膜下血腫にて入院。その後ピアニスト復帰へ向けてリハビリ生活を送る
2004年11月9日　アメリカ国籍取得
2005年6月30日　フォートワースの自宅にて逝去（享年35歳）
2005年7月6日 Memorial Ceremony

趣味

テコンドー、映画、ジャズ・ロック・オペラを含む音楽全般
ゴルフ、バンジージャンプ、テレビゲームなども好む。

逝去時の家族構成

妻(Dace:チェロ奏者)、猫5匹、イグアナ1匹(1999年5月時点)
父(Faizul:チェロ奏者)、母(Natalia:ヴァイオリン奏者)、弟(Sergei:7つ下、元ピアニストで現在はソフトウェアエンジニア)

好きな食べ物

ピザ、寿司、シャシリク、ウズベキスタン/ロシア/ラトビア料理

好きな作曲家

ショパン、モーツアルト

使用ピアノ

日本公演や、参加したコンクールでは、スタインウェイを使用

レパートリ

レパートリが、本家ホームページで公開されています。(ソロ、コンチェルト)。その情報を参考に、当ページでも紹介させて頂きます。

ディスコグラフィ

スルタノフのCD,DVD,VIDEOを紹介します。詳細はこちら

コンクール記録

1986年チャイコフスキー国際コンクール

怪我のため二次予選後辞退
詳細はこちら

1989年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール

優勝
詳細はこちら

1995年ショパン国際ピアノコンクール

最高位（一位なしの二位）
詳細はこちら

1998年チャイコフスキー国際コンクール

特別賞受賞（二次予選）
詳細はこちら

1999年エリザベート王妃国際コンクール

予選
詳細はこちら

来日記録

1991年2月(詳細はこちら)
1996年3月(詳細はこちら)
1997年3月(詳細はこちら)
1999年3月(詳細はこちら)

記事の翻訳

スルタノフに関連する英語記事の翻訳を公開します。

Stricken Genius(Chicago Tribune紙 2005年12月18-20日版)
Memories of an Unforgettable Musician(Chopin Gazata誌2005年10月18日版)
A Pianist Who Played By His Own Rules(WashintonPost紙 2005年7月11日版)
Remembering Alexei(Star-Telegram紙 2005年7月6日版のMemorial Ceremony報道記事。現在準備中。)
Pianist dazzled at 1989 Cliburn(Star-Telegram紙 2005年7月1日版の逝去報道記事。現在準備中。)
Cliburn winner struggled with paralysis(Dallas Morning News紙 2005年7月1日版)
メディカルアップデート(オフィシャルページに記載されていた健康状態に関する記事)
Keeping the Music Alive(Dallas Morning News紙 2001年5月27日版)
The Keys To Life(Star-Telegram紙 2001年5月13日版)
American Citizens(オフィシャルページに記載されていたスルタノフ夫妻アメリカ国籍取得記事)

ボランティア翻訳へのリンク：

ペンギンさんによる、NewYork Timesの「Paid Notice: Deaths SULTANOV, ALEXEI」の翻訳。→こちら

番外編：

エフゲニー・キーシンからのメッセージ(オフィシャルページの「Memories」ページへの投稿)
クレイマー医師からのメッセージ(オフィシャルページの「Memories」ページへの投稿)

データ室

スルタノフに関する各種データを揃えていきたいと思います。よいものをお持ちのかたはご協力お願いします。

スルタノフ写真館

スルタノフの写真を公開しております。
アレクセイ・スルタノフ写真館
アレクセイ・スルタノフ写真館 -memorial-

コンサートビラ一覧

スルタノフ来日リサイタルのビラを公開しております。
アレクセイ・スルタノフリサイタルビラ情報

スルタノフ音源

現在のところ、当ページで公開している音源はありません。

アレクセイ・スルタノフ基金

オフィシャルページより、アレクセイ・スルタノフ基金の翻訳を公開します。
アレクセイ・スルタノフ基金

Dace Sultanov(旧姓Abele)さんについて

スルタノフ夫人であるDaceさんは、バルト海のラトビア共和国リガ市出身のチェロ奏者です。二人は共にモスクワ音楽院の生徒だった、1986年4月20日、ホロヴィッツのモスクワコンサートに潜り込もうとして出会いました。隣の建物の屋根からホールの屋根に飛び移るときに、すべり落ちそうになったDaceを、Alexeiが手をさしのべて助けたことが出会いのきっかけと言われています。後の1991年10月31日に結婚しました。
Daceは"DAH-tsyeh"と発音します。日本語的にはダァトゥサァが近いです。1968年10月12日生まれ。

当ホームページ提供、スルタノフニュース

Alexei Sultanov公式サイト
トップページに戻る